今年の日本アカデミー賞 最優秀作品賞は『海街diary』?

この記事は6分で読めます

sea-735936_1920




2016年もこんな時期がやってきました。
アメリカのアカデミー賞も注目ですが、
こちらも注目、日本アカデミー賞。

その中でも最も栄誉のある、
「最優秀作品賞」は、
是枝監督の『海街diary』
で間違いないと私はみています。


◎最優秀作品賞は『海街diary』!?

日本の映画界において、
各部門で最も貢献した映画に、
賞を贈る、日本アカデミー賞。

今年は3月4日に、各部門で、
最優秀賞が発表されます。

特に注目が集まるのは、
総合的に最も優れた映画に贈られる、
「最優秀作品賞」。

この候補となる、「優秀作品賞」に
ノミネートされている作品は、

・『海街diary』

・『海難1890』

・『日本のいちばん長い日』

・『母と暮らせば』

・『百円の恋』

となっています。
正直全て観たわけではないのですが、

最優秀作品賞は、
『海街diary』で間違いないです。

『海街diary』は作品賞以外でも、
なんと12部門でノミネートされていますし、
私自身とても感動した作品だからです。

『海街diary』は、是枝裕和監督が、
人気マンガを実写化した作品です。

是枝監督と言えば、
『誰も知らない』
『そして父になる』

で有名な監督さんですね。

本物の監督さんがやっているだけあって、
よくある少女漫画の実写化とは違い、
1本の映画として完成されてました。

この映画の良かったポイントを、
2つ挙げようと思います。

【ロケ地鎌倉を活かした描写】
【メイン4人の演技の頑張り】

の2つですね。
それぞれについて少し書いていきます。


【ロケ地鎌倉を活かした描写】

これはかなり効いていましたね。
ロケ地である「鎌倉」の魅力を引き出しつつ、
しかし押し付けがましくない。

非常に良いバランスで、
鎌倉感が出てきています。

しらすのくだりとか、
綺麗な海とか、
ほどよい田舎の感じとか、

たしかに話は動いていくのだけれど、
かといって大事件が起こるわけでもない、
そんな映画のストーリーに、
非常にマッチしていると感じました。


【メイン4人の演技の頑張り】

これも本当にすごかったですね。

綾瀬はるかさん、夏帆さん、
長澤まさみさん、広瀬すずさんです。

綾瀬はるかさんが主演女優賞、
夏帆さん、長澤さんが助演女優賞、
広瀬すずさんが新人俳優賞と、

まあ見事なノミネートっぷりです。

その事実だけでも、
この作品のすごさを物語っているし、
4人の頑張りを証明していますね。

本当に個性が輝いていて、
4人が四姉妹を演じるのですが、

それぞれの性格や気持ちが
微妙なセリフ回しや表情で演じられ、
本当に「画」で語る、
良い映画となっています。

まだ観ていない方は、
是非DVD等で観てみてください。
相当面白いですよ。


スポンサーリンク




◎その他受賞の予想

それでは、主要な部門の、
最優秀の予想をしていきたいと思います。

正直全ての映画を観たわけではないので、
観た映画中心の予想になりますが、
当てる気満々です!

◎が最も近いと思われる候補、
△が次点という感じです。

それでは、いきます。


「優秀アニメーション作品賞」

△「心が叫びたがってるんだ」
・「百日紅 ~Miss HOKUSAI~」
・「ドラゴンボールZ 復活のF」
◎「バケモノの子」
・「ラブライブ!The School Idol Movie」

ここは、ほぼ確実にこのどちらかです。
「ここさけ」も良かったのですが、

「タマゴ」のくだりが、
個人的にはもうひとつだったかなと。

「バケモノの子」は、主題歌もよし、
テーマ内容も非常によく、
大満足の内容でした。

「バケモノの子」に関しては、
以前見た時にまとめた考察と感想を、
個別の記事として書いています。

こちらも合わせてご覧ください。
⇒細田守「バケモノの子」解説、
作品のメッセージから人生を考える


「優秀監督賞」

△「バクマン。」大根仁
◎「海街diary」是枝裕和
・「百円の恋」武正晴
・「海難1890」田中光敏
・「日本のいちばん長い日」原田眞人

これもほとんど映画全体の印象です。

「海街」がダントツに良かったですし、
「バクマン。」は近年の実写化の中では、
かなり良い方だったと思います。


「優秀脚本賞」

・「百円の恋」足立紳
・「海難1890」小松江里子
◎「海街diary」是枝裕和
△「日本のいちばん長い日」原田眞人
・「母と暮せば」山田洋次/平松恵美子

ごめんなさい。
「海街」以外は観ていないので、
ほとんどイメージです。


「優秀主演男優賞」

・「海難1890」内野聖陽
・「駆込み女と駆込み男」大泉洋
◎「起終点駅 ターミナル」佐藤浩市
・「母と暮せば」二宮和也
△「日本のいちばん長い日」役所広司

ごめんなさい。
これも自分では観てません。

イメージと、世間の評価で、
選ばせていただきました。


「優秀主演女優賞」

◎「海街diary」綾瀬はるか
△「映画 ビリギャル」有村架純
・「百円の恋」安藤サクラ
・「あん」樹木希林
△「母と暮せば」吉永小百合

ここはダントツで、
綾瀬はるかさんだと思いますね。

「母と暮せば」は、
ちょっとチェック出来てないですが、

おそらく上手いだろうという、
私の予想で次点です。笑

もしくはビリギャルの、
有村架純だと思います。

彼女も経験が少ない中、
かなりの演技力でした。


「優秀助演男優賞」

・「母と暮せば」浅野忠信
・「百円の恋」新井浩文
◎「映画 ビリギャル」伊藤淳史
△「バクマン。」染谷将太
・「天空の蜂」本木雅弘
・「日本のいちばん長い日」本木雅弘

これはビリギャルの伊藤さんですかね。
主演の有村さんの良さを引き出していて、
自然に感情移入できる感じでした。

バクマンの染谷さんは、
登場シーンはやや少ないものの、
役にハマっていましたし、
とても印象に残ったので次点です。


「優秀助演女優賞」

△「海街diary」夏帆
・「母と暮せば」黒木華
◎「海街diary」長澤まさみ
・「駆込み女と駆込み男」満島ひかり
・「映画 ビリギャル」吉田羊

ここは「海街」のどちらかで、
ほぼ間違いないと思います。

夏帆さんか長澤さんかは、
非常に迷いました。
どちらも良かったので。

より魅力を感じたのは、
長澤さんの方だったので、
本命にさせていただきました。


「優秀撮影賞」

・柴主高秀「日本のいちばん長い日」
◎瀧本幹也「海街diary」
・近森眞史「母と暮せば」
・永田鉄男「海難1890」
△藤澤順一「ソロモンの偽証 前篇・事件」藤澤順一

撮影の技術は詳しい事は分かりませんが、
作品全体の印象として、
「海街」が良かったので本命です。

次点は、カメラワークが良かったので、
「ソロモンの偽証」にしました。


「優秀照明賞」

・宮西孝明「日本のいちばん長い日」
◎藤井稔恭「海街diary」
・渡邊孝一「バクマン。」
・安藤清人「海難1890」
△金沢正夫「ソロモンの偽証 前篇・事件」

正直照明も良くわかりません。

これも撮影とほぼ同じ理由で、
本命「海街」で、
次点「ソロモンの偽証」にしました。


「優秀音楽賞」

・大島ミチル「海難1890」
△菅野よう子「海街diary」
◎サカナクション「バクマン。」
・富貴晴美「日本のいちばん長い日」
・安川午朗「ソロモンの偽証 前篇・事件」

「バクマン。」は、
本当に音の使い方が素晴らしかったです。

サカナクションの音楽が、
気持ちを盛りたててくれていて、
いい影響を及ぼしていましたね。

「海街」は有名な菅野さんが担当。
作品全体のレベルは高いですが、

「音楽」という観点から言えば、
「バクマン。」に軍配が上がるかな、
といったところです。


「優秀美術賞」

◎都築雄二「バクマン。」
・出川三男「母と暮せば」
・花谷秀文「海難1890」
・原田哲男「日本のいちばん長い日」
△三ツ松けいこ「海街diary」

細かいモノのレベルは、
バクマンが非常に良かったです。

書きあがってるページが、
干してある感じとか、
すごい良かったですよね。

まさに目の前に、
仕事場がある感じでした。

「海街」は鎌倉の家が良かったですね。
ちょっとした小物が、
リアリティがあったと思います。


「優秀録音賞」

・岸田和美「母と暮せば」
◎弦巻裕「海街diary」
・照井康政/矢野正人「日本のいちばん長い日」
・松陰信彦「海難1890」
△渡辺真司「バクマン。」

「海街」は自然の描写が本当に素晴らしいです。
海や鳥、風の音が聴こえてくようで、
本当に音という観点からも、
素晴らしい作品であると思います。

先ほども少し話をしたのですが、
「バクマン。」は、
音の使い方が本当に良かったです。


「優秀編集賞」

・石井巌「母と暮せば」
△大関泰幸「バクマン。」
・川島章正「海難1890」
◎是枝裕和「海街diary」
・原田遊人「日本のいちばん長い日」

正直、編集とかよく分からないです。
なので、単純に作品の良かった順です。


「優秀外国作品賞」

・「アメリカン・スナイパー」
・「キングスマン」
◎「セッション」
△「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
・「007 スペクター」

どれも素晴らしい作品ですよね。

キングスマンだけ観れていないのですが、
かなり面白いと聞いています。

正直個人的にはマッドマックスが、
一番良かったと思っていますが、

ちょっと内容的に、
最優秀には選ばれないかな、と。
(私は全くそう思いませんが)

とにかくすごかったのは、
「セッション」ですね。

本当に心が揺さぶられて、
何かが沸きあがってくるような、
とてもエモーショナルな映画でした。

けど本当の僕の希望は、
マッドマックスです。


「新人俳優賞」

◎有村架純「映画 ビリギャル」
・土屋太鳳「orange-オレンジ-」
△広瀬すず「海街diary」
・藤野涼子「ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判」
・篠原篤「恋人たち」
・野田洋次郎「トイレのピエタ」
△山﨑賢人「orange-オレンジ-」「ヒロイン失格」
・山田涼介「映画 暗殺教室」

ここはかなり悩みました。

広瀬すずさんも良かったんですが、
有村架純さんの演技の方が、
印象に残りました。

なので、有村さんを本命で、
広瀬さんを次点にしています。

意外に良かったのは、
「orange」ですね。

土屋太鳳さんも、
山﨑賢人くんも非常によかったです。

「ヒロイン失格」も含めて、
山﨑くんを選ばせてもらいました。


◎まとめ

・今年(2016年)の日本アカデミー賞は、
3月4日に発表される

・最優秀作品賞は、
『海街diary』で間違いなし

・その他各部門の、最優秀賞に注目
『海街diary』は9部門受賞と予想!


本場のアカデミー賞については、
こんな記事も書いていますので、
是非ご覧になってみてください。
→『思い出のマーニー』アカデミー賞 長編アニメーション賞を受賞?


スポンサーリンク



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. bookstore-482970_1280
  2. courtroom-898931_1280
  3. 柄本兄
  4. lights-951000_1920
  5. old-1130740_1920
  6. 宇宙
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。