マエケン破談危機乗り越えた!ドジャースとの8年契約の内容は?

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マエケンこと広島東洋カープの前田健太投手(27)の、
ドジャースとの契約が決まりましたね!

ドジャースは7日(日本時間8日)、広島からポスティングシステムで、
メジャー移籍を目指していた前田健太投手と、
8年契約を結んだことを発表し、本拠地で入団会見を開きました。

8年という契約期間は、異例の長さで、
ヤンキースの田中将大投手との7年契約を超えて、日本選手最長です。

その契約内容は異例ずくめで、
契約金と年俸の総額が2500万ドル(約29億5000万円)と低水準な一方、
出来高が最大8120万ドル(約95億8200万円)も付けられました。

交渉過程では、破談危機もありました。
今回は、メジャー球団の選手に対する考え方からくる、
この異例の契約内容について考えてみたいと思います。

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会見に臨んだ前田投手は、
質疑応答に移る前に自ら切り出しました。

「契約内容がさまざまな臆測を呼んでいますが、
一部報道通り身体検査でイレギュラーな点がありました」

8年もの長期契約。
契約金プラス基本年俸の年平均312万5000ドル(約3億6900万円)は、
メジャー平均年俸(約400万ドル)より安いです。

日本のエースを肩書に海を渡っていった、
松坂投手、ダルビッシュ投手、田中投手らと比べると、
その額にはかなり開きがあるようにも感じます。

一方で法外とも言える程に付いている出来高。
成果を出した分には惜しみなくお金を払うという契約になっています。

「イレギュラーな点」の詳細は明かされませんでしたが、
身体検査で前田投手の右肘には問題が見つかっていました。

いびつな契約内容は、右肘の状態と、
それをめぐる日米間の認識の差が生んだもののようです。

ド軍のアンドルー・フリードマン編成本部長は、
「検査結果を聞いた直後は別の選手の獲得に動こうと思った」
と話しています。

交渉は白紙に戻り、撤退に傾きました。

通常、身体検査に問題があれば、
別の医師にセカンド・オピニオンを求めます。
2015年春にダルビッシュ投手が右肘の靱帯に損傷が見つかった時も、
セカンド・オピニオンを求めていた事がニュースになっていましたよね。

関係者によると今回は画像を基に、
5人の医師に診断を仰ぐ「フィフス・オピニオン」に至りましたが、
「OK」は誰からも出なかったようです。

前田健太選手もブログで、
「メジャーに挑戦できないんじゃないかと思うこともありました」
と振り返っています。

日本では前年好成績を残した選手の獲得へ、
身体検査を重視することは少ないです。

大リーグでは98年に正式契約前の身体検査が制度化され、
故障のリスクなどが調べられる事になっています。

特にドジャースは14年オフに巨額契約を結んだ右腕マッカーシーが、
昨年4月に右肘じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)で離脱したばかり。

このオフは岩隈投手と3年契約で合意した後に、
身体検査の結果で破談しています。

その後岩隈投手は、
マリナーズと何の問題なく契約していますので、
メジャーの中でもとりわけドジャースは、
「身体検査に厳しい(それを理由に球団優位な交渉に導く)」
なんて考え方も出来ると思います。

日本人投手は松坂投手、ダルビッシュ投手、田中投手など、
ら蓄積疲労から肘を痛めての長期離脱が続いています。

一方、トミー・ジョン手術は全治1年以上を要しますが、
リハビリや、その間のトレーニングを経て球速や球質が向上した、
というケースもみられ、復帰後の活躍の可能性は十分あります。

昨年、14年振りにセリーグ優勝を果たした、
ヤクルトスワローズの館山昌平投手(34)もその一例です。

館山投手は実に3回ものトミージョン手術を経験。
2014年の春に3回目の手術を行いましたが、
2015年の夏に約2シーズン振りに1軍復帰登板を果たします。

最終的にはシーズン6勝(3敗)の成績を残して、
チームの優勝に大きく貢献する復活ぶりを見せています。

詳細は分かりませんが、
おそらく前田投手の右肘(靱帯)に損傷が見られる等、
何らかの問題があったのでしょう。

「仮に故障離脱しても、8年契約という長さがある。
その後、彼が我々を助けてくれる」

と同編成本部長が語っている通り、
もし前田投手に肘の靱帯断裂などのアクシデントが起こっても、
長い契約期間の中でしっかりリハビリをして戻ってくれれば、
充分に元はとれるだろうという計算なのでしょう。

1年契約や2年契約だと、
もし肘の靱帯断裂があった場合、
契約期間のほとんどをリハビリに費やしてしまった、
なんて事になりかねませんからね。

お金ではなく、
とにかくメジャーで投げることを優先したマエケンサイドと、
リスクは少しでも抑えたいドジャースサイドの思惑が、
ギリギリ交渉期限1日前に合致した格好ですね。

13,14年に右肘の違和感を感じ、
少しの間だけ大事を取ることがあった前田投手は、

「一度も長期離脱はないし、昨年もフルに投げた。
これから先もずっと投げていく自信はある」

と自信タップリに話しています。

出来高は毎年32試合に先発し、200投球回に達すれば、
8年で1億620万ドル(約125億3200万円)を得られる内容です。

「200イニングはしっかり投げたい。」

と前田投手は語っていますが、毎年32試合はさておいて、
200投球回は、ほぼ1年間ケガなく投げられれば、
何の問題もなくクリアできる数字です。

来年のオフには、
前田投手は一体どのくらいの出来高を手にしているのか。

そんな選手と球団の駆け引きも頭に入れながら、
ドジャース前田健太に注目するのも、いいかもしれませんね。

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