和田光司も苦しんだ、上咽頭がんの症状や診断、その治療法は?

この記事は3分で読めます

butterfly-1211095_1280


スポンサーリンク




アニソン歌手の和田光司が、
2016年4月3日に、
上咽頭がんで亡くなりました。

上咽頭がんについて、
症状や診断方法、
治療法について調べました。

治療の副作用に関しても、
調べましたので、
是非ご覧ください。


◎和田光司が上咽頭がんで死去

アニソン歌手の和田光司が、
2016年4月3日に、
上咽頭がんで亡くなりました。

和田光司といえば、
「Butter-Fly」ですよね。

1999年のTVアニメ、
「デジモンアドベンチャー」
OPとしてあまりに有名です。

その他にも主題歌、挿入歌、EDなど、
デジモンシリーズのほとんどの作品で、
数多くの歌を担当してきています。

現在公開中の映画、
『デジモンアドベンチャー
tri.第2章「決意」』でも活躍中。

主題歌「Butter-Fly~tri.Version~」、
EDテーマ「Seven~tri.Version~」
を担当しています。

死因が上咽頭がんということで、
それについて調べたので、
ご覧ください。


◎上咽頭がんとは?

そもそも上咽頭とは、
解剖学的に鼻腔の後方に、
位置するあたりの事です。

口を開けた時に見える口蓋垂、
及び扁桃腺の上後方の部位を指し、
頭蓋底の骨を挟んで脳と接しています。

この部位に発生するもので、
よく聞くものとしては、
アデノイド(腺様増殖症)があります。

アデノイドは、咽頭扁桃という、
組織が増殖するものですが、
腫瘍性のものではありません。

上咽頭がんは、
その周辺に発生する悪性腫瘍です。

上咽頭の側壁には「耳管開口部」
と呼ばれる中耳と連絡する、
管の出口があります。

このため、上咽頭がんは、
鼻症状のみでなく、
耳に関連した症状も出現します。

上咽頭がんは日本では、
珍しい病気です。

男女比は3:1で男性に多く、
年齢的には40~70歳代に、
多い傾向があります。


◎上咽頭がんの症状は?

上咽頭がんの症状とは、
初期はほとんどが無症状です。

腫瘍が大きくなると、
耳管を狭めるために耳の閉塞感、
軽度難聴のような感覚になります。

すなわち中耳炎に近いような、
症状が出てきます。

そしてその後には、
首のリンパ節が腫れてきます。

この腫脹は上咽頭がんの、
頸部リンパ節転移によるものです。

多くの場合、
耳介の下斜め後方にある、
リンパ節が腫脹します。

さらに病気が進むと、
他の頸部リンパ節も、
腫脹してきます。

上咽頭がんは、
頸部リンパ節に転移することが多く、
ほとんど場合はそうなります。

上咽頭のがんそのものによる、
症状としては、鼻症状、耳症状、
及び脳神経症状が挙げられます。

鼻症状は鼻づまりと鼻出血が主なものです。

この時の鼻出血は血液のみではなく、
鼻をかむと鼻汁に血液が混じり、
これが継続するようです。

耳症状としては、
耳のつまったような感じ、
難聴などの症状を起こします。

脳神経症状は、
がんが脳神経を圧迫したり、
直接侵すことにより発症します。

どの脳神経も侵される可能性があり、
二重に見えたり、視力障害が出たり、
三叉神経が圧迫されたりするようです。

特に上咽頭がんは、
他の頭頸部がんよりも、
遠隔転移が多く認められます。

肺・骨・肝臓が、
遠隔転移の最も多い
部位です。


◎上咽頭がんの診断は?

上咽頭がんの診断は、
視診と組織診断により、
診断を確定します。

がんの広がり方や、
骨破壊の程度などの把握は、
画像診断によって行います。

CTやMRIを中心とした、
画像診断ですね。

視診は、後鼻鏡を使ったり、
鼻からファイバースコープを、
挿入して直接観察したりします。

組織診断は、腫瘍の一部を採取して、
診断をする方法ですね。


スポンサーリンク




◎その治療法と副作用は?

上咽頭がんの治療は、
どの病期でも放射線療法が、
主体となってきます。

早期がんでは、60Gy~70Gyの、
根治的放射線療法を、
施行することが多いようです。

頸部リンパ節転移に関しても通常、
切除しても再発する可能性が高く、
放射線療法が優先されます。

消失しないリンパ節転移に対しては、
リンパ節を切除するリンパ節郭清術を、
施行することもあります。

放射線だけでは、
進行がんを制御するのは、
困難なためですね。

放射線の補助療法としては、
化学療法を行うことがあります。

また治療による副作用としては、
放射線療法による副作用が、
主なものとなります。

放射線治療中は、
個人差はあるものの、

口腔・咽頭粘膜炎
味覚の消失
口腔・咽頭の乾燥感


などに悩まされます。

これらの副作用は、
治療が終了すると改善しますが、
後々まで症状が残るものもあります。

放射線療法により唾液腺が萎縮し、
唾液の分泌量が減るため、
口腔・咽頭乾燥感が残る場合もあります。

また第二次性徴前の若年者の場合は、
脳下垂体の障害による第二次性徴へ、
影響が出る場合もあります。


◎まとめ

・アニソン歌手の和田光司が、
2016年4月3日に、
上咽頭がんで亡くなった

・上咽頭がんの症状とは、
初期はほとんどが無症状で、
その後中耳炎に近いような症状

・その後リンパ節が腫れ、
肺・骨・肝臓などに、
遠隔転移する場合が多い

・上咽頭がんの治療は、
放射線療法が主体になってくる

・放射線療法による副作用がある


スポンサーリンク



今回の記事はここまでです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. chihuahua-810789_1920
  2. engagement-1361074_1920
  3. security-1163108_1920
  4. -shared-img-thumb-max16011550_TP_V
  5. bodyguard-247682_1920
  6. fireworks-1102872_1280
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。