2016日本アカデミー賞ノミネート作品と結果一覧!最優秀賞は?

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2016年3月4日に、
日本アカデミー賞の、
授賞式が行われました。

優秀賞としてノミネートされた作品で、
最優秀賞をとった作品など、
その結果をまとめました。

僕の以前書いた予想記事もあるので、
是非その辺と比べながら、
ご覧いただければと思います。
⇒今年の日本アカデミー賞
最優秀作品賞は『海街diary』?


◎2016日本アカデミー賞 結果一覧

日本の映画界において、
各部門で最も貢献した映画に、
賞を贈る、日本アカデミー賞。

2016年3月4日に開催された、
日本アカデミー賞の授賞式があり、
各部門の最優秀賞が発表されました。

僕は個人的には是枝裕和監督の、
『海街diary』の一人勝ちかと思いましたが、
予想以上に受賞作品がバラけましたね。

それでは結果を一覧にまとめたので、
是非ご覧ください。


「優秀作品賞」

特に注目が集まるのは、
総合的に最も優れた映画に贈られる、
「最優秀作品賞」。

この候補となる、「優秀作品賞」に
ノミネートされている作品は、

・『海街diary』

・『海難1890』

・『日本のいちばん長い日』

・『母と暮らせば』

・『百円の恋』

となっています。
正直全部は観てません。

事前の予想通り、最優秀作品賞は、
『海街diary』となりました。

『海街diary』は作品賞以外でも、
なんと12部門でノミネートされています。

それほど素晴らしいということですし、
私自身とても感動した作品です。

『海街diary』は、是枝裕和監督が、
人気マンガを実写化した作品です。

是枝監督と言えば、
『誰も知らない』
『そして父になる』

で有名な監督さんですね。

本物の監督さんがやっているだけあって、
よくある少女漫画の実写化とは違い、
1本の映画として完成されてました。

この映画の良かったポイントを、
2つ挙げようと思います。

【ロケ地鎌倉を活かした描写】
【メイン4人の演技の頑張り】

の2つですね。
それぞれについて少し書いていきます。


【ロケ地鎌倉を活かした描写】

これはかなり効いていましたね。
ロケ地である「鎌倉」の魅力を引き出しつつ、
しかし押し付けがましくない。

非常に良いバランスで、
鎌倉感が出てきています。

しらすのくだりとか、
綺麗な海とか、
ほどよい田舎の感じとか、

たしかに話は動いていくのだけれど、
かといって大事件が起こるわけでもない、
そんな映画のストーリーに、
非常にマッチしていると感じました。


【メイン4人の演技の頑張り】

これも本当にすごかったですね。

綾瀬はるかさん、夏帆さん、
長澤まさみさん、広瀬すずさんです。

綾瀬はるかさんが主演女優賞、
夏帆さん、長澤さんが助演女優賞、
広瀬すずさんが新人俳優賞と、

まあ見事なノミネートっぷりです。

その事実だけでも、
この作品のすごさを物語っているし、
4人の頑張りを証明していますね。

本当に個性が輝いていて、
4人が四姉妹を演じるのですが、

それぞれの性格や気持ちが
微妙なセリフ回しや表情で演じられ、
本当に「画」で語る、
良い映画となっています。

部分部分では他の作品に劣っても、
映画作品として見た場合には、
もうダントツで「海街」でした。


「優秀監督賞」

◎「海街diary」是枝裕和
・「バクマン。」大根仁
・「百円の恋」武正晴
・「海難1890」田中光敏
・「日本のいちばん長い日」原田眞人

「海街」がダントツに良かったですので、
最優秀を予想していましたが、
やはり「海街diary」でしたね。

「そして父になる」などで、
近年一気に世界的にも知名度が、
上がっている是枝裕和監督。

まあこれはもうほとんど文句なしに、
是枝裕和で間違いないです。


「優秀主演男優賞」

◎「母と暮せば」二宮和也
・「海難1890」内野聖陽
・「駆込み女と駆込み男」大泉洋
・「起終点駅 ターミナル」佐藤浩市
・「日本のいちばん長い日」役所広司

大注目の最優秀主演男優賞は、
「母と暮せば」の二宮和也です。

受賞が決まった際の、
二宮和也のスピーチ全文は、
別の記事にまとめています。

こちらも合わせてご覧ください。
⇒二宮和也が最優秀主演男優賞を受賞!
喜びのスピーチ、コメント全文

去年の「永遠の0」の岡田准一に続き、
2年連続でジャニーズ事務所から、
最優秀主演男優賞が出ましたね。

「事務所の力なんじゃないの?」
と思う方もいるかもしれませんが、
そういう事は一切ありません。

その理由は、ジャニーズ事務所が、
賞レースを辞退する方針にあります。

「武士の一分」が話題になった時も、
木村拓哉さんは事務所の方針で、
優秀主演男優賞のノミネートを辞退。

事務所の方針上、むしろ事務所は、
日本アカデミー賞側のオファーを、
断る立場にあるんですね。

そのような状況の中、
2015年は岡田准一が、
最優秀主演男優賞を受賞しました。

事務所は受賞を断る方針ですから、
おそらく話が来た時点で、
最初は断ったはずです。

それでも賞を受けたのは、
それほど日本アカデミー側が、
粘り強い交渉をしたという事です。

つまりそれほどに、
岡田准一の演技が良かった、
ということになりますよね。

「事務所→日本アカデミー」ではなく、
常に「日本アカデミー→事務所」
という構図なんですね。

ですので、ジャニーズ事務所の力は、
一切関係ないというわけです。

事務所の力も関係なしに、
自身の演技力で賞を勝ち取った、
二宮和也は素晴らしいですね。

受賞が決まった際の、
二宮和也のスピーチ全文は、
別の記事にまとめています。

こちらも合わせてご覧ください。
⇒二宮和也が最優秀主演男優賞を受賞!
喜びのスピーチ、コメント全文


「優秀主演女優賞」

◎「百円の恋」安藤サクラ
・「海街diary」綾瀬はるか
・「映画 ビリギャル」有村架純
・「あん」樹木希林
・「母と暮せば」吉永小百合

ここは予想を派手に外しまして、
最優秀主演女優賞は、
「百円の恋」の安藤サクラです。

予告編を観てもらうと分かりますが、
この作品かなり低予算です。

「百円の恋」で優秀助演男優賞の、
新井浩文も語っていましたが、
「ギャラはかなり安かった」そうです。

そういう意味で言うと、
公開前の評価と公開後の評価で、
かなり差がある作品と言えますね。

今回のノミネートされた作品の中でも、
「公開後に知名度を上げた作品」
という意味では間違いなくNo.1です。

失礼な話、ビジュアル面で言えば、
少し他の女優陣に、
負けてしまうかもしれません。

それでも受賞したのですから、
安藤サクラの演技が、
相当良かったという事ですね。

安藤サクラの旦那や、家族情報、
障害があるのでは?
などについて記事があります。

こちらも合わせてご覧ください。
⇒安藤サクラの旦那や家族は誰でどんな人?
障害があるって本当?


「優秀助演男優賞」

◎「天空の蜂」本木雅弘
◎「日本のいちばん長い日」本木雅弘
・「母と暮せば」浅野忠信
・「百円の恋」新井浩文
・「映画 ビリギャル」伊藤淳史
・「バクマン。」染谷将太

最優秀助演男優賞は、
本木雅弘が受賞しました。

「日本のいちばん長い日」と、
「天空の蜂」でのダブル受賞ですね。

「天空の蜂」は、
もちろん映画も素晴らしいのですが、
とにかく原作がすごいです。

原作の作者は、ガリレオでおなじみの、
東野圭吾さんです。

「東野圭吾がすごいのなんて、
誰だって知ってるよ!」

と思われるかもしれませんが、
驚くべきは小説の発表された時期。

なんとこの原作、
1995年に発表されています。

この作品は、原発停止をしなければ、
大型ヘリを原発に墜落させる、
というテロを題材にしたものです。

そうです。東野圭吾は1995年当時から、
原発の安全神話に大して、
作品を通じ疑問を投げかけていたのです。

そして16年後に実際に原発事故が起き、
20年後に映画化したわけです。

もちろん映画化の直接のきっかけは、
あの原発事故でしょう。

東野圭吾は原発の危険性を、
20年も前から僕達に、
知らせてくれていたわけですね。


「優秀助演女優賞」

◎「母と暮せば」黒木華
・「海街diary」夏帆
・「海街diary」長澤まさみ
・「駆込み女と駆込み男」満島ひかり
・「映画 ビリギャル」吉田羊

最優秀助演女優賞は、
「母と暮せば」の黒木華が、
2年連続で受賞しました。

2年連続ってあるんですね。

黒木華は、去年も最優秀助演女優賞を、
「小さいおうち」で取っています。

正直ここは「海街」の2人のどちらかで、
ほぼ間違いないと思っていました。

夏帆さんか長澤さんが、
どちらも良かったので。

ですが2年連続で受賞ということは、
それだけ黒木華の演技力が、
評価されているという事ですね。


「優秀脚本賞」

◎「百円の恋」足立紳
・「海難1890」小松江里子
・「海街diary」是枝裕和
・「日本のいちばん長い日」原田眞人
・「母と暮せば」山田洋次/平松恵美子

という事で、最優秀脚本賞は
「百円の恋」の足立紳が受賞。

「百円の恋」を観ていないので、
何とも言えないのです。

正直、タイトルすら知らなくて、
知った時にはもう既に、
公開が終わっていました。笑

それだけ公開の後に、
知名度を上げた作品であり、
つまり「本物」って事です。

僕も今度観てみようと思いますし、
まだの方は是非DVD等で、
チェックするのもいいかもしれませんね。


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「優秀アニメーション作品賞」

◎「バケモノの子」
・「心が叫びたがってるんだ」
・「百日紅 ~Miss HOKUSAI~」
・「ドラゴンボールZ 復活のF」
・「ラブライブ!The School Idol Movie」

ほぼ確実に「バケモノの子」か、
「心が叫びたがってるんだ」だと、
思っていました。

最有力候補であった「バケモノの子」が、
「最優秀アニメーション作品賞」を、
無事取ることとなりましたね。

本当に面白かったので、
予想通りになって良かったです。

「バケモノの子」は、テーマ内容も、
ビジュアル面も非常によく、
大満足の内容でした。

「バケモノの子」に関しては、
以前見た時にまとめた考察と感想を、
個別の記事として書いています。

こちらも合わせてご覧ください。
⇒細田守「バケモノの子」解説、
作品のメッセージから人生を考える


「優秀撮影賞」

◎瀧本幹也「海街diary」
・柴主高秀「日本のいちばん長い日」
・近森眞史「母と暮せば」
・永田鉄男「海難1890」
・藤澤順一「ソロモンの偽証 前篇・事件」

撮影の技術は詳しい事は分かりませんが、
作品全体の印象として、
「海街」は本当に良かったですね。

予想も「海街diary」としましたが、
予想通り「最優秀撮影賞」は、
「海街diary」がとりました。

やっぱり鎌倉の風景が、
本当に観ているだけで、
素晴らしいと感じる図でしたね。

この映画は実は、
食べるシーンが多いんですけど、
そのカメラワークもすごく良かった。

生きる上で欠かせない、
「食べる」という営みを、
大変リアルに描いていたと思います。


「優秀照明賞」

◎藤井稔恭「海街diary」
・宮西孝明「日本のいちばん長い日」
・渡邊孝一「バクマン。」
・安藤清人「海難1890」
・金沢正夫「ソロモンの偽証 前篇・事件」

正直照明も詳しい技術的なことは、
あんまり良くわかりません。

これも撮影とほぼ同じ理由で、
「海街diary」と予想しましたが、
これも当たりましたね。

やはりスタッフ一人ひとりの意識が、
大変に高い作品なんだと思います。

そういった細かい部分の積み重ねが、
最優秀作品賞を受賞するまでに、
作品を底上げしているのだと感じます。


「優秀音楽賞」

◎サカナクション「バクマン。」
・大島ミチル「海難1890」
・菅野よう子「海街diary」
・富貴晴美「日本のいちばん長い日」
・安川午朗「ソロモンの偽証 前篇・事件」

ここも予想が当たりました。

「バクマン。」は、
本当に音の使い方が、
素晴らしかったと改めて思います。

サカナクションの音楽が、
気持ちを盛りたててくれていて、
良い影響を及ぼしていましたね。

サカナクションの音楽の、新しいかつ、
なんだかノスタルジック感じが、
本当に作品にマッチしていたと思います。


「優秀美術賞」

◎花谷秀文「海難1890」
・都築雄二「バクマン。」
・出川三男「母と暮せば」
・原田哲男「日本のいちばん長い日」
・三ツ松けいこ「海街diary」

予想は外してしまいまして、
最優秀美術賞を受賞したのは、
「海難1890」の花谷秀文です。

実は作品自体を観ていないので、
何とも言えません。

トルコの舟が沈んで、それを日本人が、
大荒れの天気の中で必死に助ける、
というシーンが評価されたのだと思います。

細かいモノのレベルで言えば、
バクマンが非常に良かったです。

書きあがってるページが、
干してある感じとか、
すごい良かったですよね。

まさに目の前に、
仕事場がある感じでした。


「優秀録音賞」

◎照井康政/矢野正人「日本のいちばん長い日」
・岸田和美「母と暮せば」
・弦巻裕「海街diary」
・松陰信彦「海難1890」
・渡辺真司「バクマン。」

最優秀録音賞を取ったのは、
「日本のいちばん長い日」でした。

この作品も観れてないので、
何とも言えないというのが、
正直なところです。

最優秀は逃しましたが、
「海街」は自然の描写が、
本当に素晴らしかったです。

海や鳥、風の音が聴こえてくようで、
本当に音という観点からも、
素晴らしい作品であると思います。


「優秀編集賞」

◎大関泰幸「バクマン。」
・石井巌「母と暮せば」
・川島章正「海難1890」
・是枝裕和「海街diary」
・原田遊人「日本のいちばん長い日」

最優秀編集賞は「バクマン。」の、
大関泰幸が取りましたね。

僕の中では、是枝裕和の、
「海街diary」が最有力候補で、
「バクマン。」は次点でした。

漫画の実写化は最近は数知れずですが、
失敗作がとても多いのも事実です。

そんな中で、原作の良い部分を、
うまーく取り入れて、
上手に2時間にまとめましたよね。

CGや音楽なども含めて、
全体としてのバランスが、
非常に「バクマン。」は良かったです。

膨大な量の原作のストーリーの中で、
どこを映画で使うか、
という部分も含めての受賞でしょう。


「優秀外国作品賞」

◎「アメリカン・スナイパー」
・「キングスマン」
・「セッション」
・「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
・「007 スペクター」

どれも素晴らしい作品ですよね。

キングスマンだけ観れていないのですが、
かなり面白いと聞いています。

正直個人的にはマッドマックスが、
一番良かったと思っていましたが、
やはり内容的に選ばれませんでした。

まあこれは仕方ないですね。

受賞したアメリカンスナイパーも、
戦場のリアリティがすごかったです。

まるでそこで戦争をしている兵士の、
息遣いが聞こえてくるような、
そんな素晴らしい作品でした。


「新人俳優賞」

・有村架純「映画 ビリギャル」
・土屋太鳳「orange-オレンジ-」
・広瀬すず「海街diary」
・藤野涼子「ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判」
・篠原篤「恋人たち」
・野田洋次郎「トイレのピエタ」
・山﨑賢人「orange-オレンジ-」「ヒロイン失格」
・山田涼介「映画 暗殺教室」

僕この「新人俳優賞」の中でも、
最優秀賞があるのかと思って、
予想とか書いちゃってました。笑

実際には「最優秀新人俳優賞」
なんてのはなくて、ここはノミネートを、
された時点で終わっている話でしたね。

大変失礼致しました。
⇒今年の日本アカデミー賞
最優秀作品賞は『海街diary』?

「映画 ビリギャル」の有村架純、
「orange」の土屋太鳳、
「海街diary」の広瀬すず。

僕の中ではこの3人が、
特に素晴らしかったと思っています。

ですのでこの3人に勝手に、
「最優秀新人俳優賞」を贈りますw


ちなみに僕は発表のかなり前に、
最優秀賞を取りそうな作品を、
予想して書いていました。

当たった部分は当たってますが、
外れている所は結構外れてますね。

こちらも合わせてご覧ください。
⇒今年の日本アカデミー賞
最優秀作品賞は『海街diary』?


◎まとめ

・2016アカデミー賞の最優秀作品賞は、
是枝裕和監督の『海街diary』

・僕の予想では9冠だったが、
『海街diary』は堂々の4冠

・最優秀主演男優賞を受賞した、
二宮和也のスピーチ全文は、
こちらの記事をご覧ください。
⇒二宮和也が最優秀主演男優賞を受賞!
喜びのスピーチ、コメント全文


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